双石山 2019年12月15日 奥の院へ

 2019年も残り半月、月日の流れは速く、また一つ年をとってしまう。今日で双石山登山は今年46回目、年のはじめに年間50回を目標にしたが、クリアーするのは難しそう。毎週末の日曜日に必ず登っていればクリアーできるのだが、雨の日もあり、たまには所用が入ることもある。

 今日は、先月金丸君よりリクエストがあった九平登山口から姥ヶ獄神社を経由し奥の院、大奥の院を参拝しその後山頂をめざす。下山は山小屋でランチをいただき小谷登山口に下りるルートとなる。同行者は金丸君、川畑氏、桜川さん、8時30分に小谷登山口駐車場にて待合わせし、どなたかの車に同乗し九平登山口をめざす。

 いつものように、5時53分に携帯電話の目覚ましがなり、6時から30分ほど道路と庭の掃除、北側駐車場の山桜は完全に葉を落とし、落葉樹で葉が残っているのはヒメシャラ、イロハモミジ、コマユミ、イヌシデ、ただし南庭には7本のコナラと2本のモミジ、そしてアカシデがあり、これからが落葉本番となる。

 また西側道路には大学キャンパス内のアカメガシワの葉が落ちる。これらの落葉をストックしており、米ヌカと混ぜて腐葉土を作っている。米ヌカをいれなくても、ただ積んでおくだけでも、たくさんのミミズが腐った葉っぱを土にと分解してくれる。

 今日、次男は仕事、彼は先週行われた青島太平洋マラソンに参加し、次の日に太モモに違和感を覚えて整形外科で受診したら軽い肉離れを起こしていると言われ、松葉杖まで借りてきているが実際使ったのはその日だけで、仕事場へは車で送り、帰りは交通機関を使っている。

 今日は最寄り駅まで次男を送って行くことになり、7時50分前に自宅を出発し、駅経由で小谷登山口をめざし、途中の県道三叉路にて金丸君の車が先行する。着いたのが8時10分、駐車場には一台も止まっていない。車のハッチバックを開け登山靴を履こうとしたら一台の車が県道上から来て駐車場に止まる。

 乗っていたのは浅部氏夫妻、浅部氏は建築士会の同じメンバーで木花在住の方、高校の後輩でもあり、以前2回双石山でお会いしている。最初は山小屋の北テラスで、2回目は象の墓場で長男と二人の時であったと記憶している。その時はオッシーが金丸氏の指導のもとでバランス(岩登りの初心者コース)で練習をしていた。浅部氏とオッシーの兄さんは高校の同級生、いろんなところで人と人が繋がる。浅部氏の奥さんとは初めてお会いする。お二人のブログは私のお気に入りで登録してあり、ブログを拝見している。お二人とも地域に根付いた活動をされている。

 桜川さんの車が到着し、登山靴を履き終えた頃に川畑氏が到着する。その後に松元氏がみえる。松元氏は午後より用事があるとのことで第二展望台往復されるらしい。松元氏より2019年11月10日に斜め岩で撮っていただいた金丸君とのツーショットの写真をいただく、二人での写真は意外と少なく、以前松元氏のスマホ写真データーを見せていただいた時に、ネットでデーターを送って欲しいとリクエストしていた。ただしラインがうまく繋がらず、松元氏が気を利かせプリントアウトしたものをラミネート加工してくれ、二人ぶん準備していただいた「松元さんありがとうございます、これまでいただいた写真は仕事場に貼っています」。

 川畑氏の車に同乗させていただき、九平登山口まで移動する。私は九平登山口から登るのは久しぶり、ただし、今年の小谷登山道周辺のスギ林皆伐後は、常連さんの都原さん、長友さん、河野さん達の数人がここ九平登山口から往復されている。

 九平登山口にて川畑氏が準備をしているのを待っていると、先ほど小谷登山口でお会いした松元氏の車が到着する「一人での登山は寂しいので一緒に山頂まで登り、その後は一般道の尾根筋を下り九平登山口に下ります」とのことで、結局5人で奥の院経由で山頂をめざすことになる。

 九平は「クビラではなくココノビラ」と呼ぶと従兄弟の武秋兄貴が言っていた。登山口にある一の鳥居をくぐり入山する。ここからは神社の参道を登るが、途中で谷筋の道を選択し神社下にある水場にアブローチするルートもある。ただし、このルートは民有地内であり、山主の方が「ここは民有地のため登山道として利用しないように」と看板を立てている。

 ゴロタ石をモルタルで固めた参道を二の鳥居まで登り、その後は不規則に置いてあるコンクート製踏石の参道を登ることになる。ここまで大きなコンクリート製踏石を持ち上げたこと自体大変なことだったと思うが、以前関係者に聞いた話だと、予定では登りやすいように必要な個数を登山口周辺に準備していたら、相当数盗まれてしまい、残っただけの踏石を使ったため、登りにくい参道になってしまったらしい。

 三の鳥居、四の鳥居をくぐり本殿境内に到着する。姥ヶ獄神社は小ぢんまりとした建物で拝殿と本殿とで構成されている。リックをおろしお参りする。境内はたくさんの樹木で囲まれている、その中に気になる木が目につく。

 樹皮が皮目(ヒモク)となっており見上げた先の葉は羽状複葉、羽状複葉の樹木は山中にも何種類か生えているが、よく見ると葉柄が長い、樹皮と羽状複葉からハマセンダンではないかと思うが、カメラにてズームアップしてみると、葉柄が長くリックに入れている図鑑を取り出して確認するが該当するものが見当たらない。帰宅後じっくりと再度調べて見ることにする。

 神社境内を本殿裏に廻り、そこから谷筋に下りて行くと水場があり、そこから山頂への一般登山道となるが、今日は奥の院ルートのため、すぐに杉林を左に入り、正面に見える岩場を谷筋に沿って少し下り、途中から右方向に急な登りとなる。

 しばらくすると大きな岩の谷側に注意喚起のためのロープが張ってあり、ロープの先は行者コースへとつながる。奥の院ルートもそうだが、行者コースは単独での登山は控え、必ず熟練者と同行することを勧める。一般ルートでないため、もしも事故などのトラブル時の対応が難しい。

 ロープ箇所を横目に大きな岩の右に沿って登って行くと正面に胎内くぐりの岩が見えて来る。この辺りの岩質は礫岩となっており大きなごろた石がたくさん混じっている。胎内くぐりのすき間の上を見ると上から落ちてきた岩が数個挟まっている。胎内くぐりを通る時に落ちて来ることはないが、思わず足早に通ってしまう。

 胎内くぐりを通るとロープカ所の急登になる。注意しながら登ると、眺めの良い場所に出る。北西側にはワニツカ山系につながる山々が見え、現在工事が進んでいる田野町から日南市へと繋がる高速道路の一部がみえる。

 北側を見ると谷を挟んで正面に絶壁が望める。宮崎市内から双石山を見ると、その特徴のある山姿で「あれが双石山だ」とすぐにわかる。東側(海側)からなだらかに登っている稜線が突然絶壁となっている。以前双石山の名称を鼻切山と読んでいたという資料を目にしたことがあり、まさに人の鼻の形状そのもの、またある資料では、ハワイのダイヤモンドヘッドに似ていることから「宮崎のダイヤモンドヘッド」と呼ばれていたこともあるらしい。

 その絶壁の岩場がどの場所なのか、はっきりと確認していないが、私見としてはおそらくここから見える絶壁だと思われる。双石山の絶壁はほとんどが北西側に面しており、午前中岩肌に陽をさすところは少ない、ただしここから見える岩場には午前9時過ぎの陽がさしている。金丸君より岩肌に見えるものは何かととの質問がある。岩質によるものではなく岸壁に着生している植物のようで、おそらく春先から目を楽しまさせくれるのではと思われる。
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2012年12月9日 はじめて奥の院を参拝する
正面の絶壁が、宮崎から見える断崖では ?

 ここから谷筋へとロープカ所を下り、滑りやすいごろた石の谷をまたぎ、その後谷筋にルートを取りながら登って行くと、左側に岩肌が見えてき、その絶壁の途中に奥の院がある。リックをおろし岩場をトラバース気味に登って行った先の大きな窪みに小さな社が置かれている。

 社の周囲には、まだここで修行をされる方がいらっしゃるのか、いろんなものが置かれている。ここから崖縁に黄色に色づいたイロハモミジがある。奥の院コース途中にはたくさんのイロハモミジがあり、この季節は山頂東側のコースとは違った景色を楽しむことができる。

 奥の院に参り、岩場の斜面を注意しながらリックをデポしていた場所に下り、再度谷筋の急登を登ることになる、上を見ると赤いテープが見えるが、ここではどこを登れば良いのかよくよく注意して見る必要がある。そうしないと本来のルートでないところを登ってしまい、途中で行き詰まってしまう。急登のため思わず足元だけを見ながら登ってしまう。

 登りつめると、左側の尾根筋をめざし登って行くことになる。途中で最後尾の金丸君より「この植物は何?」と声がかかり、下りて行くとランの種類なのかも蕾の様な物が付いたものが登山道わきに生えている。よく目についたものだ、下山後の同定作業が楽しみである。

 尾根筋に上がり小休止後に再度谷筋に下り、また尾根筋をめざして行くと山側に大奥の院の赤い社が見えてくる。手前急登のロープカ所を注意しながら登ると磨崖仏が彫られた大奥の院となる。岩肌に二カ所磨崖仏が掘られており、一カ所はわかりやすいが二つ目はよくよく見ないと気がつかない。いつ誰が、こんなに足場の悪い場所で掘ったのか興味深い。

 ここで小休止しているとご夫妻の方が登ってくる。初めてお会いする方たち、ただこのルートを登られているということは、双石山には数回は登られているはず。

 大奥の院から山頂までの標高差は40mほどで尾根筋の岩場の際を急登する。最初にこのルートを登ったのは2012年12月9日で、先月の11月30日に久しぶりに山でお会いした今年86歳になる野中氏に案内していただいた。その時は初めてのルートということもあり、とてもきつかった。
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 2012年12月9日 野中氏 柴

 急登を登りつめると山頂直下の一般登山道に合流する。山頂に上がると大奥の院でお会いしたご夫妻と男性一人がベンチにて休憩されている。

 山頂には三角点があり、その周囲には石が積んである。そして周囲には岩肌が露出している。40年ほど前にここ山頂で友人4人で写した写真があるが、それを見ると山頂に露出した岩肌はなく土しか写っていない。三角点支柱に友人の稲田君が腰かけている。

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1973年当時
左から、柴・横山君・稲田君・湯地君(高校2年生)

 三角点支柱はおそらく当時のままと思われるが、当時無かった現在は支柱周りに石が積んである。当時からすると40〜50cmほど土が削られている。半世紀近い前のこと、これから半世紀後には三角点の支柱は人の腰の高さ以上になるのかもしれない。

 山頂に来たのは、おそらく昨年の4月22日、友人金丸君と一緒に登り山小屋で藤本氏と川畑氏と出会い下山ルートを山頂直下コースを四人で下りた時以来となる。その時はじめて「双石山の七日廻り」の巨岩を目にする。
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 松元氏は山頂より一般登山道を九平登山口まで下りるため、ここで別れる。これからは四人で山小屋をめざすことになる。しばらくすると山の静寂を感じる「そうだ松元氏とは別行動になったのだ」松元氏は□□歳、先輩だが私よりズ〜トお元気、山だけではなくお話をお聞きすると日常の生活でもパワフルな方で長年地元の子供達の安全のための活動をされている。ここでこのように紹介すると、おそらく松元氏より「褒めていただきありがとうございます」とのメールをいただくことになる。

 山頂から15分ほど下りたところにヤッコソウの自生地がある。登山道の両脇にあり、広い方は人に踏まれた跡がある。憶測だがトレイルランされる方が近道として踏みつけているのではと思われる。人が通らないようにと枯れ枝を置いてあるが、飛び越えてしまいそうな高さとなっているので、近くの大きめの枯れ木を数本、自生地周辺に並べる。

 11時30分に山小屋に到着、入口に小八重氏の姿がある。小八重氏とは12月1日の地質学講座の時にお会いしているが、ひろパパさんのブログにて頻繁に登場されるため毎週お会いしているような気分になる。話を聞くと一人でルンゼ登山口から登られている。

 山小屋に入り囲炉裏に火をおこす。途中で拾ってきた杉の枯葉と枯れ枝を使い、杉の枯葉、小枝そして大きめの薪を乗せ、小八重氏に準備していただいた火のついた肥松を使うと一気に囲炉裏に火が廻る。

 そういえば今週水曜日に小八重氏たちの双石山探検隊のメンバー(他・廣重氏・オッシー・雉子谷さん)が山小屋の年末の大掃除をされている。毎年恒例となっておりサッシを外しガラスを磨き、ベンチ下の薪をどけ、土間の掃除、1階2階の床掃除、そして囲炉裏に溜まった一年分の消炭をフルイにかけ綺麗な灰だけ残されている。最後に壁にクリスマスの飾り付けを行い、靴下の中にはプレゼントを入れ「どなたでもどうぞ」とある。クリスマスが終わると、今度は正月の飾り付けを行うのであろう。

 今日のランチは囲炉裏の火で炙ったもの、金丸君よりお餅、桜川さんよりお餅とベーコンとソーセージ、私は定番となったサツマイモ、実はカップ麺も持参していたが、食べすぎると思い、囲炉裏で炙ったものと金丸君よりいただいたハムサンドイッチを食べる。

 ランチ途中でご夫妻が入ってくる。二人に南側ベンチに腰掛けていただき一緒に囲炉裏を囲みランチを楽しむ、サツマイモは6本準備していたため、1本を夫妻に、また桜川さんからの丸餅も食べていただく。夫妻に話をお聞きすると武藤氏夫妻で、ご主人は月に2回ほど双石山に登られている、また夫妻で大崩山や霧島山系に登られているらしい。私のブログでの紹介の了解をいただく。また双石山でお会いできる日を楽しみにしています。

 夫妻は先に山小屋を出発され、その後に渡辺氏がおみえになる。久しぶりでいつお会いしたか思い出せないくらい、渡辺氏は通信教育で大学の建築科を卒業し、建築士の資格をとられて、数年前に念願の設計事務所に勤められている。話をお聞きすると、日曜日に小さな子供を置いて双石山に登りにくくなったらしい。

 確かに私も結婚前、そして子供ができるまでは頻繁に山に登っていたが、子供ができてからは背負子に子供を乗せ登ったことは数回あるが、双石山に登る機会が極端に減った。その後は諸塚村の人たちとの出会いがあり、古民家再生をハード、ソフト両面で取組、毎週のように諸塚村の山に通い、月に一回は子供を連れ家族で古民家を拠点とした山の生活を楽しむことになり自然と双石山に登ることがなくなった。

 双石山に復帰したのは2011年11月13日、その年の夏の高校時代の忘年会二次会で金丸君より「大崩山に連れて行って」と言われた。彼は学生時代は帰宅部で運動をしていなかった。山から遠い人だと思っていたので正直意外であったが、なぜか嬉しかった。突然大崩山登山はどう考えても無理、ましてや私自身も自信がない、そこで双石山に復帰をしトレーニングを積み、翌年の秋に彼の要望をかなえることになる。その一部始終はこのブログのカテゴリ内の「大崩山」で紹介している。

 渡辺氏は休憩後、山頂をめざして出て行かれる。13時15分に山小屋を後に下山開始する。今日は小八重氏に囲炉裏の火の始末をお願いする。囲炉裏の周圍の灰を掘り、そこに火のついた炭を入れ、その上から灰をかぶせ、そしてその上にレンガを2重に敷き詰めていく。灰の中に火のついた炭を埋めるのは私と同じ、私は囲炉裏の隅を深く掘り、そこにまとめて火のついた炭を埋め、その上から水をかけて、完全に火種を消して、その上に灰をかぶせレンガを敷き詰めている。火種が残ることへの不安があり、完全に消すようにしている。これは性格なのかもしれない。

 北側テラスに出ると、遠くにヘリコプーの音がする。ドクターヘリが宮崎大学医学部のヘリポートに着陸前、カメラを取り出しズームアップにて撮影する。

 川畑氏を先頭に尾根筋登山道を下山、最初の加江田渓谷への登山道との分岐点で小八重氏と別れる。途中、今週起きた滑落事故現場を検証する。尾根筋のレスキューポイントNO5の山頂側の登山道で北側に40m落ちたらしい。自分で消防に連絡し、救援には自衛隊のヘリコプターが来たらしい。

 落ちたらしい場所は平坦な場所、そんなに狭い場所でもない、ただし切り立った場所であることは間違いない。普通に歩ける場所で何かにつまづくような所でもない。事故は何気ない場所で起こるケースが多い。以前の長友氏の事故も、顔周りのアブに気を取られ足元の木の根につまづき胸を強打し動けなくなった。危険な場所は皆さん気をつける。

 第二展望台に上がりテーブルベンチにて休憩する。ここで双石山銘菓を川畑氏よりいただく、今日2回目、最初は奥の院コース途中でいただいている。毎回食べても飽きない味がする。これは何においても大切なことで、時流に乗ったものではなく長年愛され続けるものづくりをしたいといつも考えている。

 14時05分に第二展望台を後に下山を開始する。尾根コース谷コース分岐点で金丸君より「この木なんの木」との質問あり、葉柄の枝取りつきにトゲ状のものがありサカキ、尾根筋登山道では数カ所でサカキを目にする。合わせてヒサカキもたくさん確認できる。

 大タブノキ広場にて川畑氏と桜川さんが待っていてくれ、その後谷コースを下山する。途中から桜川さんが先頭となるが下るスピードが早い、桜川さんは四人の中では一番若い。

 サザンカ林あたりで山頂往復をしてきた渡辺氏に追いつかれ、親父の木まで一緒に下り、その後、道を譲り先に下りていただく。

 小谷登山道分岐点に下り、皆伐後の山肌を見ると重機道に黄色のジャンパーを着た方が下山中、斜め岩近くで小八重氏に追いつかれる。一緒に5人で斜め岩に登り休憩する。下を見ると重機道途中の切り株に先ほどの黄色のジャンバーの登山者が腰掛けている。カメラにてズームアップすると常連の川越氏、金丸君が「おーい」と叫ぶ、聞こえたのか、重機道をこちらに来られるが、親子岩上の合流地点にて行ったり来たり、斜め岩を下り、親子岩上にて川越氏と合流する。

 合流地点手前に皆伐後に生えてきたであろうヌマガヤツリがあり、小八重氏に紹介すると、これは以前、田んぼの近くによく生えていたもので地元では「ズッキー」と呼んでいたとのこと、日常生活の中で役に立っていた植物の一つで、現在これを見かけることがなくなったらしい。

ヌマガヤツリ
2019年10月13日撮影
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 ズッキーの茎は繊維が丈夫で縄やチマキの紐などにも使っていたと教えていただく。確かに手に取られた茎をほぐしてもその繊維はいくつもの紐状となり切れずに残っていた。最初にこの植物を見かけた時には、その形状からたくさん増えていくように思え、早めに除去した方が良いのではと思っていたが、生活の中で長年大切にされていた植物とは意外であった。

 先月末に見つけ、その後県内ではじめての確認事例となった特定外来植物に指定されているナルトサワギク、そしてヌマガヤツリと小谷の杉皆伐後には興味深い発見がある。来春の芽吹きの時どのような出会いが待っているのかとても楽しみである。

ナルトサワギク 特定外来植物に指定
2019年11月30日撮影

見つけた時には駆除するように、
その方法については環境省のHPに詳しく紹介してある。
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 川越氏は今週の滑落現場を確認する金丸氏と一緒に登り始めたが、登山の準備をしていたなかったため、小谷登山道分岐点まで金丸氏と一緒に登り、その後金丸氏が一人で滑落場所の確認のために登ったらしいく、金丸氏が下山してくるのを待っている。

 15時05分に小谷登山道に無事に下山する。ルンゼ登山口に車を止めた小八重氏は県道を登って行かれ、川畑氏を九平登山口まで桜川さんが車で送られる。いつもの下山時間より少し早め、15時30分に帰宅する。

 今回、撮影した写真が極端に少ない、奥の院コースでは写真をじっくりと撮影できる余裕が無かった。それだけ足元に注意をしなければいけないルートということ、ただし気になる木はたくさんあり、いつかゆっくりと登ってみたい。


小谷登山口駐車場
山友の車5台
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九平登山口
金丸君、川畑氏、桜川さん、松元氏
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神社境内の気になる木
樹皮はイボ状の皮目、葉は羽状複葉、
そうなるとハマセンダンではと思ったが、
葉柄の長さが手持ちの図鑑と比較すると長く、
他資料との比較をしてみなければと思い、
帰宅後ネット検索により確認すると、
やはり「ハマセンダン」と同定する
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奥の院ルート途中の
胎内くぐり
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胎内くぐりの後の急登
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谷筋のイロハモミジ
小谷からのルートとは違った風景を楽しめる。
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奥の院
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?
帰宅後ネット検索すると、
葉主脈の特徴よりシュスランではと思われる。
一般的に秋に開花するものが多いようなので、
花が終わった後の姿なのかもしれない。
どなたか、お分かりの方がいらっしゃったら教えていただけますか。
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大奥の院
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山頂にて
松元氏、金丸君、川畑氏
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松元氏とはここでお別れ
カメラマンは桜川さん
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ヤッコソウ
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山小屋北テラスより
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ドクターヘリ
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第二展望台にて
おやつタイム
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小谷登山道分岐点にて
重機道に黄色のジャンパーを着た川越氏を確認
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自宅ベランダ
毎年、この季節は干し柿を作るのを楽しみにしています。
特に今年は自宅庭の富有柿が一個も実を付けなかったため、
渋柿を買い、自宅と事務所の二ヶ所で干している。
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Commented by おっしー at 2019-12-16 11:54
こんにちは。
今回は九平からとは珍しいですね!
どんな旅だったのかと楽しみに読ませていただきました!
ロングコース、お疲れ様でした!
気になる物も多かったようで、同定がたのしみですね!
?の赤い植物はシュスランだと思います。
私はいつも、花の前?花の終わった後?と悩む植物なんですよ。花は秋なんですね!
覚えました!ありがとうございます
Commented by mutumi48 at 2019-12-16 13:19
オッシーへ

そう、金丸君からのリクエストに答えました。
奥の院コース、いつかゆっくりと登ってみたいと思います。
やはり、シュスランなのでしょうかね。
ところで、山小屋の掃除お疲れ様でした。
一足早いクリスマスプレゼントを美味しくいただきました。
ありがとう。
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by mutumi48 | 2019-12-15 22:11 | 双石山へ | Trackback | Comments(2)

日々つれづれなるままに


by mutumi48
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