2002年から続けてきた国立都城工業専門学校建築学科の講義が今年で最終回となった。講義は毎年前期のみで90分授業が2日間で今年は5月20日と27日に行った。
講義テーマは「地域に根ざした建築設計のあり方」という内容で、私が1989年から1996年まで取組んだ旧南郷村での地域おこし「百済の里づくり」と、1996年から取組みはじめた諸塚村の産直住宅・古民家再生による交流事業(ハード・ソフト両面)、そして2014年からスタートした宮崎県内でのヘリテージマネージャー養成とその後の活動についての三部構成となっているが、メインは南郷村、諸塚村、それぞれの村人との交流による地域おこしとなっている。
高専での建築実務概論は外部講師による実際の業務などを学生に伝える内容となっており、毎年6人が教壇にてそれぞれの仕事内容を元に授業を行なってきたが、全国的な国立高専改革により常勤講師の指導をメインにするようになり、都城も長年続いてきたこの授業「建築実務概論」が今年で最終年となった。
講義方法は、ここで紹介する画像を説明しながら進めていくことになるが、合わせて雑誌「建築ジャーナル」に私が連載した「南郷村物語」と「諸塚村讃歌」を配布している。
2回目の講義終了後に学生より講義内容をもとにしたレポートが提出され、それを採点するまでが講師の役割となっている。毎年提出されるレポートは学生それぞれの受け止め方に差はあるが楽しみとしている。
最終回の授業で使ったデーターをここに記録しておく。