双石山 2023年1月29日 スキル

 8時40分過ぎに自宅を出発し10分ほどで小谷登山口に到着、今日は意外と車が少なく6台止まっている。奥の方には早朝常連の杉山氏、そして中程には菊池氏の車があり山友の菊池氏が準備中、私が止めた隣には佐藤氏の姿があり挨拶を交わす。佐藤氏と会うのは何度目だろうか、今月行われた小谷登山道整備の時に参加されており、その前にも私が山小屋にいた時にグループ登山の一員として登ってこられて時にもお会いしている。

 佐藤氏とはスキルが同じで、以前から私の取り組みに興味を持ちエールをいただいていたので、いつか一緒に登る機会があればと思っていた。私が日曜日に登ることを知っており日程を合わせてくれたようで嬉しかった。

 9時過ぎに小谷登山口を三人でスタートする。毎度のことだが最初の急登を過ぎ足場の良い平地に着くと南西方向の稜線を眺める。二人に「山小屋のある場所がわかりますか」と聞き、ここから見えるリッペ上部岩場を目印に山小屋の場所を伝える。

 親子岩横では岩肌に隠れる「大猿」そして一時期山中を探し回った「恐竜牙の化石?」について紹介する。犬岩横で足元の悪い急登を慎重に下りてくる杉山氏を見かけ、立ち止まり待つことにする。杉山氏は2020年2月から双石山木曜会の例会とは別に単独で早朝登山を始められ今日で554回目となるらしい。その間数回北アルプスにも遠征されており、その年齢をお聞きすると頭が下がりいろんな意味で目標とさせていただいている。

 小谷登山道分岐点に9時40分に到着、いつものようにリックを降ろしここから見える風景をスマホで撮り、自然大好きな母親、そしてグループ双石山にそれぞれラインで写真を送る。雲は多いがその隙間から青空がのぞいており尾鈴山から西に伸びる稜線も確認できる。

 休憩後に分岐点を真っ直ぐに進み、塩鶴登山道と合流後に少し降ったところにある、私が山中で最も眺めが良いと思っている切株展望所に二人を案内する。ここからだとほぼ180度開けた景観を楽しむことができ、小谷登山道を登ってくる登山者の姿を見ることもできる。

 イワヤ神社に参拝し、天狗岩下のトラバースルートを通りステンレス三段梯子を登り王家の谷に入る。夏場に毎回吹き出してくる冷気を楽しむ風穴の所から、西側斜面に踏み跡が徐々にだが目立つようになっている。以前10人ほどのパーティーを先導する登山者ががここを登っていたことがあり、それからか目立つようになった。

 いつもの「岩の上四兄弟」で小休止後、今日は谷コースではなく尾根コースを登り途中に自生するサクラガンピの木を紹介する。和紙の原料として昔から用いられている樹木として、コウゾ(楮)、ミツマタ(三椏)、ガンピ(雁皮)がある。その中でもガンピは光沢があり虫害にも強く防湿性にもすぐれているので昔は重要文書に使われていたが、栽培には適せず野生のものが使用されていたらしい。現在、県によっては絶滅危惧1類に指定されている。

 第二展望台に10時40分に到着、テーブルベンチにリックを降ろしここから見える景色を楽しんでいると第三展望台方面から男性が一人でみえそのまま進まれる。ベンチに腰掛けて休んでいると梅下氏が登ってみえる。お会いするのは久しぶりで前回は子供と二人で登ってきた時と記憶しており「レイくんは一緒じゃないの」と聞くと「今日はテスト前の勉強をしている」らしい。

 両膝に巻いているサポーターが気になり話を聞くと、昨年大崩山登山のためにトレーニングを兼ねて登った霧島山系で膝を痛めたらしい。山中で膝を痛めたことのある人は意外に多く、膝周りの筋肉を丈夫にすることで良くなったという話を聞くことが多い。
 
 11時20分に山小屋に到着すると小屋の扉が開いており、中を覗くと囲炉裏内に敷き詰められているはずのレンガが囲炉裏の周りに綺麗に並べられ、囲炉裏端には焚き付けの杉の枯葉、小枝、そして大きめの薪が準備してある。外で菊池氏と挨拶を交わす松元氏の声が聞こえる「そうか松元さんが準備してくれていたのか」小谷登山道に止まっている松元氏の車に気がついていなかった。

 都原さん、菊池氏、佐藤氏と山頂をめざして進まれる。囲炉裏の準備をする前に消火用の水を準備しようと外に出ると梅下氏が着いたばかり、膝の調子が悪いと言われていたのでもう少し時間がかかると思っていたら、思いのほか早く到着される。いつもの手順で早々に囲炉裏に火を入れ鉄網をかぶせサツマイモを並べる。今日の芋は紅はるかと安納芋で今週26日に高鍋町役場に行く途中で新富JAの特産品販売所に立ち寄り購入したもので、街場のスーパーよりはるかに安い、そしてどちらも甘くて美味しい種類である。

 しばらく、松元氏と梅下氏と三人で囲炉裏の火を囲む、山小屋内の入り口横にある温度計を見ると4度を示している。囲炉裏の近くは直火で暖かさを感じるが、山小屋は隙間だらけの壁で火から少しでも離れると寒い。

 北側テラスに人の気配に気が付き出て行き「外での食事は寒いし、ガスコンロの火も風除けがなければお湯も湧きませんよ、小屋に入り一緒に囲炉裏を囲みませんか」と声をかけると「そうします」と、男女二人の方が小屋内に入って来る。二人にお湯が湧きランチの準備ができるまでにと思い、焼きあがった紅はるかを「二人で食べてください」と一個渡す。

 山頂往復して来た都原さんが戻って来て囲炉裏端のベンチでしばらく暖をとられ下山される。山友の桜川さんがみえ一緒に囲炉裏を囲む。山頂往復してきた佐藤氏と菊池氏が戻って見え囲炉裏を囲みランチの準備をされる。男女二人が出発される。

 櫻川さんからお餅とウインナーソーセージの差し入れがある。佐藤氏と菊池氏は二人ともカップ麺、この寒い時期のカップ麺は暖かく冷えた体には格別に美味しい。梅下氏、佐藤氏、菊池氏、桜川さんと下山される。

 しばらく一人で囲炉裏端に座っていると男女二人がみえ「昨年、ヤキイモをいただきました」とのこと、ブログを確認すると昨年の2月11日に山小屋でお会いしており、ブログの出会いリストにはその時には名前を聞いておらず「シゲさん+女性」と書いてある。

 お名前を聞くと橋本氏夫妻で双石山はほぼ一年ぶりらしいが、久住方面にも登られている。お二人に食べていただくヤキイモはすでに無くなっているので鉄板に残っていた銀杏を食べていただく。橋本氏からは美味しいコーヒーとチーズ入りの熱々ソーセージをいただく、とても美味しかった。二人は14時28分に出発され登って来た瓢箪淵方面に下山されるらしい。
 
 14時42分過ぎに山小屋を出発し、15分弱で第二展望台の取付きに到着、小休止後に谷コースを下り王家の谷(化石谷)に15時9分に到着し小休止、ステンレス三段梯子を降りる途中で、下の方に測量中の金子先生を見つけ声をかける。しばし談笑し一緒に下山することになる。

 15時28分に小谷登山道分岐点に到着しベンチに腰掛けて休憩する。金子先生いわく「ここにベンチがあって助かります」と、確かにこの場所のベンチは私にもありがたい、小谷登山口から15分ほどの場所になるが、途中の犬岩からカエル岩までの急登(短い距離だが)を登ると一汗かいてしまう。ここのベンチに座りここから見える北方の風景にはいつも癒されている。

 15時50分に小谷登山口に下山する。本日の無事なる山行と新たな出会いに感謝し山に一礼する。

 下山途中で泥が付いた登山靴の底を道路脇の水槽で洗い帰宅する。


小谷登山口駐車場
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小谷登山道分岐点
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第二展望台
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松元氏持参のファイルから
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囲炉裏
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山小屋を出発
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山小屋北側テラスより
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下山途中で金子氏に出会い一緒に下りる。
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by mutumi48 | 2023-01-31 11:41 | 備忘録 | Trackback | Comments(0)

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