双石山 2024年5月12日 カキ氷+ザルソバ

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 今日は久しぶりに金丸君との登山、前回一緒に登ったのがいつなのか思い出せない。9時00分登山スタートを前提に小谷登山口で待合せする。

 自宅を出発し、近くのスーパーでランチとなるザルソバとカキ氷を購入する。山小屋の囲炉裏に火を入れる期間はヤキイモがランチの主食、それ以外の期間はザルソバを食べることが多い。

 カキ氷は季節的に少し早いかもしれないが、夏場天狗岩から尾根筋登山道までの急登をあがりきった時に、第二展望台のテーブルベンチで火照った体に冷たいかき氷を食べることを楽しみとしている。

 8時40分に登山口の第二駐車場に到着すると、私の車のすぐ後ろを走ってきたのか、ほぼ同時に金丸君も到着する。お互いに挨拶を交わし登山の準備、彼の話だと週末(金土)の二日間で予定していた自宅の松の木剪定を昨日6時間かけて終わらせたらしく、そのためか少し疲れが残っている。

 常連の師匠こと小八重氏がみえ挨拶を交わす。小八重氏は毎週水曜日と土曜日に登ることが多く、ここ数年年間を通して私が双石山で偶然お会いし一緒に行動する機会が最も多いのが小八重氏ではないかと思う。ちなみに今年はすでに5回一緒になっている。

 3人で一緒に9時10分前に登山口をスタート、最初の急登を上ったところで最後尾の小八重氏から「柴さん」と呼び止められ、振り返ると登山道脇にしゃがみ込み何かを観察している。

 引き返すと以前この近辺に自生し時期になると目を楽しませてくれた植物がここ数年見かけなくなっていたが、その子孫なのか新たな芽吹きで特徴ある葉が姿を見せている。開花までは今しばらくかかるのではと思うが、いつの日か特徴ある花が見られると思うと嬉しくなる。

 その間に金丸君は先行し、親子岩横の急登を登りきった所で再会する。今日の天気は曇り予報だが鏡洲川対岸の七つ山の山肌が綺麗に望め稜線に立つ山の神を祭った社も見える。

 犬岩横の急登は、ここ数日の雨のため泥濘んでおり足元に気を付けながら登り、途中登山道脇に自生するタンポポに目が止まりしばし観察する。花の裏側を見ると総萼片が反り返っておりこれは西洋タンポポの特徴となっている。

 小八重氏の話では自宅庭に白い日本タンポポがあり毎年花を付けているらしい。

 9時32分に小谷登山道分岐点に到着、リックとカメラバックをベンチに降ろし休憩する。まずはここから見える風景をスマホで撮り、いつものように母親と双石山グループにラインで写真を送る。

 女性二人組が登ってみえ挨拶を交わす。話を聞くと初めての双石山登山らしい、二人の足元に目をやると真新しい登山靴を履いており登山自体も初めてではと思われる。イワヤ神社方面に進むことを勧める。

 分岐点を真直ぐに進み、前々回吉田氏から教えていただいたウラシマソウを小八重氏に紹介する。花部分はすっかりと萎れているが独特の形と色合いは確認できる。

 大タブノキ林の登山道を登りながら「ここ数年山肌の低木と下草が少なくなりスッキリとしている」と二人に話ながら登っていると、山中道なき奥深い所まで踏み込んでいる小八重氏からも同じ意見が出る。ここ10年ほどで双石山の植生が変わっているのかもしれない。

 補修の終わったイワヤ神社で本日の無事なる山行を祈願し付近に自生している植物を観察する。ここは比較的平地で足元をさほど気にせずに観察できる場所で、オオハンゲが独特の姿を見せてくれる。

 天狗岩手前に道迷いを起こし易い場所があり私のブログでも「道迷いヶ所」というカテゴリーを設けて紹介している。先行していた小八重氏にお願いし、その場所に立ち天狗岩に進む方向を示していただきパチリ撮る。

 天狗岩取付きには上がらずに、そのままステンレス三段梯子取付きをめざしてトラバース、近づくと上から賑やかな話し声が聞こえてくる。ステンレス三段梯子を登り王家の谷に入る。

 風穴に近づくと先行する女性二人組が岩の上四兄弟北側のステップ状の登山道を登っている。一人はシスターコーヒーさん、もう一人の方はどこかでお会いしたことがあるような気がするが、おそらく話をした記憶はない。

 「おはようございます」声をかけて「写真を撮らせてください」とお願いし、近くにいた小八重氏と三人の写真を撮り「この写真を私のブログで紹介してもいいですか」と聞き了解を得る。シスターコーヒーさんについては以前のブログで出会いについて紹介しており、私のブログで山行記録以外で紹介している「建築」に関するものにも興味を持っていただいている。

 二人はそのまま先行され、私達は岩の上四兄弟で休憩する。ここしばらく一人で腰掛けていた岩の上、何気に金丸君が私の横に座ると目にする風景が少し違って見える。

 谷コースを選択、前回登山道を跨ぐように倒れていた倒木が登山道脇によけてある。話を聞くと小八重氏が持参していた熊手を使い通行に邪魔にならないようにしてくれたらしい。一人では無理だと思っていたが今年83才の師匠やはり経験の差なのかと感心しきり。

 ロープヶ所取付きで小休止後、11時10分に第二展望台に到着する。先行していたシスターコーヒーさん達がテーブルベンチで談笑中、リックを降ろしまずはここから見える風景をスマホでパチリ撮る。

 その後リックからスーパーで購入して来たカキ氷を取り出し、一袋分を二つのシェラカップに分けて小八重氏と金丸君に食べていただき、私は袋ごとスプーンでいただく。まだまだカキ氷の季節ではないかもしれないが、ここまでの急登で火照った体を冷やしてくれる。金丸君はカキ氷を一口二口と食べながら「頭がキーンとする」と時々手を止める。

 尾根筋登山道を進む途中、以前あったヤマハぜの木が膝あたりの高さでカットされている場所がある。その近くで数年前にこの時期にムヨウランを二株見たことがあり、今年も注意しながら登山道を歩いていると、一株のムヨウランを見つける。前回は別な所で見かけている。

 11時40分に山小屋に到着、今日から9月末までは小屋の中ではなく北側テラスのテーブルベンチに腰掛けてランチをいただくことになる。雲は多いが宮崎市街地が望める場所でゆったりとした時間を過ごす、これも囲炉裏の火を見ながら過ごす時間と同じ至福の時となる。

 メインランチはザルソバでデザートはバナナ、金丸君からハムサンドと昆布の入ったおにぎりをいただく。山頂往復して来た水窪さんがみえしばし談笑、ほぼ一緒に来られた女性の方から「4月にヤキイモをご馳走になりました」と言われ「10月初旬からヤキイモ再開します」と答える。

 シスターコーヒーさんと同行の女性の方が山頂往復し戻ってこられ、しばし一緒にテーブルを囲み談笑する、同行の方は双石山木曜会のメンバーでOKさん、シスターコーヒーさんが師匠と崇める金丸さんと一緒に双石山に登った時に出会いがあったらしい。

 OKさんの住まいは丸野駐車場近くで玄関を出たらそのまま加江田渓谷遊歩道という、加江田渓谷ファンにはなんとも羨ましい環境、私も小八重氏も小谷登山口まで車で10分足らずの場所に住んでいるが、OKさんは私が知り合った中で最も宮崎自然休養林(双石山+加江田渓谷+トクソ山系)エリアに近い場所に住んでいる。

 双石山に魅せられたシスターコーヒーさんに、双石山の山中を知り尽くした小八重氏を改めて紹介すると興味津々、OKさんも所属する双石山木曜会への参加もあるのではと提案すると、グループでの登山には抵抗があるらしい。

 私もどちらかというと単独行、ただし登山口、第二展望台、山小屋で常連さんや初めての方との出会いは楽しみであり、時には一緒に行動することもある。事前の連絡で待ち合わせをしての山行は金丸君と双石山探検隊のメンバーだけである。

 長時間ベンチに座っていたせいか、金丸君がふとももの内側が攣ったらしく痛いとのこと、いつもリックに入れているツムラの感冒薬を取り出し服用する。しばらくすると痛みがおさまった様子で13時00分頃に三人で下山スタートする。

 最初のピークを下り、道迷いヶ所を左に下りて木の根のステップを通り過ぎて、最後尾を下りてくる金丸君を見ると動きがぎこちなく、どうやらまた足が攣ったようだ。

 引き返し動けず立ったままの金丸君をステップに座らせると「さっきとは比較にならないくらい痛い」とのこと「薬はまだあるの?」と聞くと「ある」とのことでリックの肩紐を外し彼のリックを目の前に差し出す。

 ツムラの感冒薬は痛い時ほど効果があると聞いていたが、服用後さほど時間もかからない内に痛みが治ったようだ。木の根のステップは足の運びが不規則となり毎回慎重になる場所、おそらく不自然な力がかかったため再度攣ったのかもしれない。

 前回尾根筋登山道で見かけたムヨウランを二人に紹介した後、周辺をよく良く観察すると登山道反対側にもたくさんの株があり開花前なのか花芽が付いている。ムヨウランには葉っぱが無く茎も細くその色合いも周辺に落ちている枯葉と同化しているので見つけるのは難しい。かろうじて花の季節に小さな花芽が膨らんでおりそれを目印にしている。

 第二展望台に立ち寄りテーブルベンチにて休憩、ここで今日初めての所用。金丸君にとって次の難所は谷コースのロープヶ所だが慎重に下りてどうにかクリアーする。そして次は岩の上四兄弟取付きで小休止、小谷登山道分岐点に到着しリックを降ろして休憩する。

 小八重氏に連絡があり「先に下ります」とのこと、その後二人でゆっくりと下りて15時30分頃に小谷登山口に下山する。

 本日の無事なる山行(金丸君、足が攣ったが無事に下山)と、新たな出会いに感謝し山に一礼する。



第二駐車場から
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小谷登山口前駐車場
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バイカアマチャ
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小谷登山道分岐点から
毎回同じアングルの写真を母親に送っている
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オオハンゲ
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天狗岩手前の道迷いヶ所
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小八重氏の示す方向が正式ルート
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岩の上四兄弟北側で出会った
シスターコーヒーさんとOKさん
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第二展望台から
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ムヨウラン
ヤマハぜカット付近
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アカガシの新芽
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山小屋北側テラスから
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アカマツの新芽
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ムヨウラン群生地 発見
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Commented at 2024-05-14 12:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mutumi48 at 2024-05-15 08:58
シスターコーヒーさんへ

先日はお疲れ様でした。
山小屋テラスでの山友を含めて楽しい一時を過ごすことができました。
お話だと、私のこの拙いブログを読み込んでいただいているとのことで恐縮です。
次回、お会いできる日を楽しみにしています。
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by mutumi48 | 2024-05-13 16:08 | 双石山へ | Trackback | Comments(2)

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