9時8分に小谷登山口に到着、駐車スペースには7台止まっている、正月明けのこの時間帯なので、もう少し登山者が多いのではと思ったが意外に少ない。準備をして9時17分に登山スタート、最初の急登は地面が湿っており平地になると霜柱があり、冬景色を感じる。登山道から見上げる稜線の向こうは青空、今日の天気は午後から曇りの予報となっている。
親子岩手前あたりから人の話し声が聞こえてくる。親子岩横の重機道までくると犬岩の岩肌にロープで吊り下げられた男性の姿がある。岩を登っているというよりはロープに下がっている。クライマー初心者なのか下で確保している男性がしきりに次はどこに手がかりがあるとアドバイスしている。奥には女性の姿もある。
犬岩にボルトが打ち込まれ、一部にチェーンが下げられたことは昨年ブログで紹介したが、いよいよ犬岩がクライミング練習場として使われはじめた。クライミングの初歩を学ぶためだけに犬岩を使うのであれば、市内の県体育館の外にあるボルダリング練習場を使えば良いのにと思ってしまう。
半世紀以上前、双石山はクライマーが多く集まり腕を磨いていたが、現在はほとんどその姿を見ることはない。当時のボルトやハーケン等が現在も岩肌に残っているが、今それを使うことはもちろん論外である。また当時のクライミングルートは全て国の天然記念物エリア内となるので岩肌に新たにボルトやハーケンを打ち込むことはできないのではと思う。
そう考えると何故に犬岩を練習場にするのかがいまいち理解できない。昨年たまたま犬岩が見える場所で一緒になった常連さんが「登山道から良く見えるあの場所で練習するなんて私は恥ずかしくてできない」と言われたのが何故か印象に残った。