双石山 2025年8月17日 ツルギキョウ

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 ここ一週間の宮崎市内の気温は30.7度から35.5度の間で上下しており、私にとって週末の双石山で過ごす時間は避暑地気分を味わっている。この時期は山小屋ではなく標高423m(私が使っている時計が表示)の第二展望台で過ごすことが多い。

 一般論だが気温は標高が100m高くなると気温は0.6度下がると言われているので市街地より2.5度低いことになる。合わせて時折吹き上げてくる風は大変気持ちが良い。

 小谷登山口から第二展望台までは通常1時間ほどかかり、途中休憩の多い私の足では1時間30分以上の行程となっている。9時00分に登山スタートし10時30分過ぎに第二展望台に到着することが多い。

 ただし双石山登山はここ第二展望台までは急峻ルートとなっており、ここで出会った登山者で「下山は登ってきた所を下山したくないので他のルートはありませんか?」と聞かれることが数回あった。

 ガイドブックなどの情報では「ハイキングコース」「初級者コース」との表示があるが事前に自分にあった山であるか確認されることをお勧めする。

 スマホの目覚ましは5時59分にセットしているが歳を重ねてきたせいか朝5時過ぎに目覚めることが多くなり今朝も早めに目覚める。布団の中でゆっくりとしていると6時13に地震があり「もしかして」と思いながらも慌ててもしょうがない。

 スマホで地震情報を見ると宮崎は震度4で九州全域、そして中国・四国地方の西側まで揺れている。震源地は日向灘でマグネチュード5.8だがエリアが広い。もしかして大きな地震の前兆ではないのか、今日の双石山は止めておこうかなあと思いつつ2階居間に上がりブラインドを開けると双石山がくっきりと見え天気予報は晴れ「やはり登ろう」

 朝食を済ませ水分補給のためペットボトルに冷えた麦茶と水を準備する。8時20分に自宅を出発し途中マックスバリューでランチとして定番のザルソバ、タンパク質補給としてカルパス、そして第二展望台でのお楽しみとしているカキ氷を二つ購入、一つは第二展望台で一緒になった山友の分で今日は誰と一緒になるのか楽しみである。

 8時43分に小谷登山口に到着する。駐車場には前回、前々回と山中で一緒になった高瀬氏の車、そしてここしばらくお会いしていなかった松元氏の車が止まっている。簡易椅子に座り登山靴を履いていると第二駐車場側から手に剪定鋏を持った女性が登山口に近づき「おはようございます」と声をかけてくれ挨拶を交わす。少し距離があったため気が付かず後で知ることになるが常連の山本さんだった。

 隣に山友のオッシーが車を止める。第二駐車場にいたらしいが私の姿を見て移動してきた。挨拶を交わし談笑、話では霧島山系であった沢登りの研修の時に、前を登っていた女性がよろめきその方を受け止めようとした時に足首を捻ったらしく、今日は無理せずに天狗岩近くまで登ろるらしい。

 9時前に小谷登山口をスタート、最初の急登を上がりヤマボウシ並木手前で左斜面上で剪定鋏を持った山本さんの姿がありしばし談笑する。小谷登山道分岐点までの登山道脇には数年前に行われた2回の植樹でたくさんの雑木が植えられている。

 山本さんが手入れをしていたのは本人が飢えたヤブツバキで「上の方を少し剪定したいけど切ってもいいやろうか」と聞かれ「剪定に決まった時期は無いと以前知合いの庭師から聞いており、私も庭木を季節に関係なく切っていますよ」と返答する。

 山本さんがヤブツバキを植えた場所に最初はヤマザクラを植樹したが、それが枯れたためその後植樹の時にヤブツバキに変えたらしい。実は私も最初その近くにヤマザクラを植樹していたが枯れてしまった。その後の植樹の時には「斜め岩」アブローチにコナラを数本植えており、現在スクスクと成長している。

 足首を痛めたオッシーが同行しているので、途中の分岐点辺りまでの山行ではと思い通常よりゆっくりと登ることにする。その分、息が切れることもなく会話が弾む。ジリジリと照りつける陽射しのため親子岩横の急登を過ぎ平場の重機道での小休止は無し。そのまま犬岩横の急登を進みキバナノホトトギス自生地に辿り着くとオッシーから「休憩・休憩」と声がかかる。ここまで来ると大木の木陰があり涼しい。3〜4年前まではこの周辺でウスキキヌガサダケを観察できたがここ数年見ることがなくなった。

 9時22分に小谷登山道分岐点に到着、ベンチに山友の松元氏が腰掛けて休憩中、挨拶を交わしリックとカメラバックをベンチに降ろして、毎回のことだがここからの風景をスマホで撮りグループライン双石山にアップする。真っ青な空、市街地上空に綿アメ状の雲が数個ポッカリと浮かんでおり正に夏景色である。

 松元氏と前回お会いしたのは確か6月29日で久しぶりで「どこか他の山に行かれてましたか」と聞くと県北や大分県の山に一泊の行程で3回ほど遠征していたらしい。松元氏の泊まりで遠征のことは以前にも聞いたことがあり、必ず美味しいお肉を持参し夕食を豪華に楽しまれている。

 岩倉さんがみえ挨拶を交わし先に進まれる。分岐点をオッシー、松元氏との三人でスタートし天狗岩、空池、チェックストーン、風穴を通り、岩の上四兄弟にて休憩、ここで松元氏とは別行動となりオッシーと二人で第二展望台をめざして谷コースを登る。

 10時40分頃に第二展望台に到着、早々にカメラバックとリックを下ろし中から食料ボックスに入れたカキ氷を取り出す。氷を入れた袋2個を上下に抱き合わせてはいたがすでに半分以上は溶けている。袋の上部をナイフでカットしそのままオッシーに渡し食べていただく。

 私はいつも入れているシェラカップに入れて冷たいカキ氷を食べる。熱った体に冷たい物を口に入れても頭がキーンとすることも無く美味しい。寒い時は暖かいだけでご馳走となり、暑い時は冷たさだけでご馳走と感じてしまう。

 高瀬氏がみえ挨拶を交わす。高瀬氏とは3回続けて一緒になっている。今日はすでに山頂を往復してきたらしく、いつもより早めに登山をスタートしたらしい。登りの途中で私と出会ってしまうと山頂まで足を伸ばすことが億劫になりがちになるらしい。

 三人でテーブルを囲みランチタイムとする。私は定番のザルソバ、高瀬氏は定番となっているお稲荷さん、オッシーは3色おにぎりとおかずのセットで、オッシーから「高瀬さんからお稲荷さんを一個いただくから柴さん一個食べてください」とありがたい申し出がある。

 ランチ後も三人であれやこれやと話が弾む、時折加江田渓谷側から吹き上げてくる風が気持ち良い。びしょ濡れだったTシャツも乾いてくる。

 途中、三人組のトレイルランナーがみえ休憩する。先に来た若い男性二人はベンチに腰掛けて休憩、後で来た二人より年上と思われる女性は座ることなく立ったまま休憩している。

 三人は丸野をスタートし加江田渓谷遊歩道から入山し山頂まで登り、その後は九平登山口に下り、県道27号線を小谷登山口まで走り、再度小谷登山口から入山し第二展望台に登ってきたらしく、早々に渓谷をめざして進まれる。

 ほぼ3時間10分ほど第二展望台にて過ごし14時54分に第二展望台を出発し下山を開始する。最初の休憩は岩の上四兄弟取付きではなく風穴で吹き出る冷気で熱った体を冷やす。オッシーが腕時計についている温度計を使い吹き出る冷気の温度を測定する。当初30度以上あった数値が徐々に確実に下がっていく。程よく体も冷えたので測定をやめて再度下山再会する。

 王家の谷を下り崩壊し通行止めとなったステンレス三段梯子の取付きで、正面に見える砂岩層の割目を確認する。オッシー曰く、あの割目には広がり具合を確認するための枝が付けられているとのこと、カメラを取り出し指摘された場所をズームアップするとそこには割目に直角(水平)に枝が固定されている。

 オッシーによればクライマーのS原氏が崖を登り取り付けたらしい。現場は上部からのビレイ(安全確保)ができない場所で、どのようにあの場所まで登ったのか、危険を冒してまで登らなければいけなかったらかと考えてしまう。

 確かにあの割れ目の広がりが堆積した砂の層に雨が入り込み割目となっているのであれば、堆積層の砂が落ちた時の心配事だけで済むが、割れ目の両サイドにある岩壁自体が離れて割目が発生しているのであれば大事となる。

 小谷登山道分岐点のベンチでリックを降ろし休憩、オッシーから周辺に自生しているツルギキョウを教えていただきカメラを向けてパチリ撮る。花芽が付いており開花が楽しみである。数年前イワヤ神社手前の登山道脇で開花した状態を見たことがあるがここ数年見かけることがなくなっていた。

 16時10分に小谷登山口に下山、本日の無事なる山行と出会いに感謝し山に一礼する。駐車場には私達三人の車だけが止まっている。そういえば夕方登山のM本氏とは出会わなかった。オッシーから「しばらく日曜日のお休みがありません」とのこと。又の再開を楽しみに二人と別れる。


 
小谷登山道分岐点から
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ツルギキョウ
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第二展望台から宮崎平野を撮る
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第二展望台のテーブルベンチにて
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砂の堆積層の割目に付けられた木の枝
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by mutumi48 | 2025-08-18 20:50 | 双石山へ | Trackback | Comments(0)

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