山行の 一時をこそ 振り返り ブログに綴る 永遠(とわ)の記録に
友人後藤氏撮影(一部トリミング)
2026年04月12日
登山口 堰堤の上 カマツカは 王冠被る 不分裂葉
苔株に 芽吹いた若木 メアサスギ 照葉の森の 贈り物かな
空池の 白き塊 岩壁に 人知れず咲く タケランの花
ミソサザイ 囀り響く 岩の上 登り行く人 下り行く人
囲炉裏端 コーヒー香れば 山友と 炎を眺む 静かなる時
山中で ふと出会いたる 可憐なる 花を見守る 心ある人
2026年04月05日
沢音が 響く山道 ウグイスの 恋呼ぶ声が 間近に聞こゆ
双璧の 狭間に仰ぐ 空池の 樹木は静かに 風に揺らぎて
苔むせる 岩に腰掛け 聴き入れば 谷を震わす ミソサザエの声
熊鈴の 音(ね)を風に乗せ 降りくる 白ヘルメット 朝の山道
登山道 ロープ握りて 今は亡き 友の笑顔を 指に想いぬ
2026年3月29日
山行の ひとときをこそ 振り返り ブログに綴る 永遠(とわ)の記録に
友とゆく 険しき岩場 懐かしく またいつの日か 交わらんことを
初回は 天狗岩まで 今回は ヤキイモ含め ピークハンター
照葉の海 紅一つ咲く ヤブツバキ 吹きぬく風に 初春を感じ
2026年3月20日
春草の 露の白玉 陽に映えて 登る道行く 心地こそすれ
ウグイスの 声響き渡る 山里に 君待つ日々を ふと思い出す
霞立つ 我が故郷を 望みれば わが人生を 振り返るなり
囲炉裏火を 一人で囲む 山小屋で 炎揺らぎて 芋焼き上がる
囲炉裏火の 爆ぜるを聴きつ 山小屋に 揺らぐ炎と 芋の香ぞする
山肌に 白く輝く ヤマザクラ ウグイス鳴きて 春は極まる
太古より 時を刻める 天狗岩 足元に白し サツマイナモリ
空池で 空見上げれば 透き通る 湖面に映る 照葉の森が
2026年3月8日
今年、80才半ばで子供家族の住む松本市に移住した山友から送られてきた、新居ベランダから見える北アルプスの写真を見ながら詠む。
山友は 故郷を離れ 雪かぶる アルプス仰ぎ 新たな門出
山友よ 望み立つ場を 遠方に 望む場に立ち なること祈る
夜露もつ 落ち葉を踏みて 登山道 タンタンと行く 足音軽し
沢音に 山靴の音 重なりて 静寂(しじま)を歩む 登山道かな
犬岩を 汚す光の 正体は 勝手なる者の 残せし痕跡(あと)か
ハヤブサの 秘め事写し 山友の 想いいかほど 断崖の淵
登山道 種子を落とし ヤマブキは 春の風受け 芽吹をむかえ
山静か ウグイスの音 遠ざかり 森の奥より 人の語らい
植えられし ヤマアジサイの 移ろい地 芽吹の姿 愛おしきかな
ツブラジイ 青空を背に 立ちつくす 変わらぬ姿 我が道標
分岐点 ひと汗ぬぐえば 春風が 運びてきたり 山友の声
急登の 道を遮ぎる ヤブツバキ 切られしこと 人の身勝手
大岩の 茂れる木々に 遮られ 昼寝の友の 尾鈴は見えず
尾根ルート 次から次の 岩壁を 越えて歩みし 月日を思う
展望台 リュック降ろし 眼下に 霞たなびく 我が故郷は
モクレイシ 共に探した あの人は 今は何処の 頂きを行く
若杉の 木立の隙間 見る姿 西肩下がりの 尾鈴の山は
天狗岩 腕スマホ鳴り ・・・から 新居祝い リクエストあり
化石谷 囀り多し 岩の上 兆し見えたか 初春間近
尾根コース 汗を拭き取り 目の先に あるじ不在の カズオ岩あり
囲炉裏火に 煙立ち込め 陽が差して 今何処かな 山友達は
山小屋で 山友達と 囲炉裏端 戸口に立つ 懐かし姿
やきいもの 看板ながめ 可愛いと 売ってますかと 登山者達
囲炉裏ばた 思いもかけず 再会の 住まいの想い 語り合う方
神社にて 後輩達の 無事祈り 体操服の 中学生
登山口 水が出ないの 便所に 使用禁止の 想いは他に
初登山 囲炉裏火囲む 登山者は 想いは似たり 清々しさを